楽しい魚採り!

ここではびんどうを使った水元公園での魚採りの顛末をご紹介いたします。


 魚釣れ無い歴1年(10回程度行っている。)の私たちファミリーはHP友達のぽんちゃんから魚採り(釣りじゃ無い。)の奥義を教えて頂いたので、上州屋でプラッチック製と網のびんどう??を購入(2つで1000円)しました。
 最近は子供たちも大きくなり、トーちゃんとお出かけするよりも友達と遊ぶ方を選ぶのが多くなりましたが今回は違います。行く前日などは「採った魚は飼うの??水槽も買いに行かないとダメだよ。」などと話しが弾んでいました。
 当日は快晴で暖かく絶好の釣り?日より!大漁の期待がもてます。ぽんちゃんから教わった水元大橋近所のトイレの側で始める事にしました。

魚採りグッズ!
 びんどうに固めた”よせ餌”を入れ水の中にそ〜っと空気を抜きながら入れて行きますが、どうしても中が濁ってしまいます。取り扱い説明にも「濁ると魚が怯えて入らない」と書いてありますがどうしても私の技量では無理で、結局面倒くさくなってそのまま沈めました。(プラ製だけの問題です。)
 最低20分程度おいて置くと良いと聞いていたのですが、せっかちな私は待つ事が出来ずに10分ほどで引き上げてしまいました。案の定収穫は0!二回目はもう少し我慢する事にして水の流れがありそうな場所に沈めました。
 しかし親に似て気が短い娘が待ちきれずに15分ほどで引き上げ開始...またも収穫は0!ちょっと不安がよぎりだしましたが、気を取り直して釣りをしながら気長に待つ事にしました。
 竿つりは期待していない通りに”あたり”さえもありませんでしたが”びんどう”で採れるのをこの時点では信じていたので気になりませんでした。
 30分以上経過したので引き上げる事にし、糸を手繰り寄せると心なしか重たい気がしたので採れていると思ったのですが、中にあるのは解けてドロドロになった”よせ餌”だけ。「ぽんちゃんは200匹も採ったのに〜」信じたくは無かったのですが現実でした。

退屈している私の家族







 この場所を諦め、トボトボと歩いていくと水元大橋の下で”おじさん”が竿で”くちぼそ”をたくさん釣っているではありませんか!早速この場所で再度挑戦することにしました。
 そろそろお腹も空いてきたのでカミさんと次女は売店にビールとお弁当を買いに、ここには三女と私が竿つりしながら待つ事にしました。
 今回「魚採り」のコンテンツを作る都合上私の釣りをしている写真がほしかったので、友達から借りているcanon power shot10で三女に私の後ろ姿を撮ってもらいました。
 しかし上手いアングルでは無かったのでもう一度写すように頼みましたが、何か迷っているので、再度振り向いたら目の前に娘!手を伸ばしながら振り返ったので、自分の手とデジカメを持っている娘の手がちょうどヒット!手から離れたデジカメは、護岸のコンクリートで1回弾んだ後、溜めにドボン!「うそ〜」
 上半身乗り出しながら手を突っ込んで捜しましたが、水底まで届きません。「おとーさん落ちちゃうよ〜」と言う娘の悲痛な叫び声が虚しく響きわたりました。
 1分ほど呆然自失状態でいたら娘が「網で拾えば」と言うので再度チャレンジ!ごそごそと水底をかきまわぜていたら重たい物が...引き上げると心肺停止状態のデジカメが採れているじゃありませんか!早速救命救急処置 (と言っても叩いて水抜きしただけ) を施しましたが蘇生せず。「あ〜ぁこのカメラ確か定価9万円だよな」
 かなり落ち込んでいるとカミさんと次女がビールを買って嬉しそうに帰って来るではありませんか.....事情を話すと重たい空気が漂いお通夜状態です。カミさんは食欲が無くなり何も食べませんでした。
 さすがに遊ぶ気力が無くなり駐車場に戻る事にしましたが、前日期待に胸を膨らませていた子供たちがあまりにも可哀想です。駐車場のそばにある川を覗いてみると釣れている人たちもチラホラ...再々チャレンジしましたが30分やっても”あたり”無し。この日は初めから神に見捨てられていたみたいです。

 結局この日に採れたには”デジカメ”だけ。ぽんチャンはたくさんのを採っているところをみると”よせ餌”に問題があるのかもしれません。私のページの魚採りは全く参考にならないので詳しい方法は”ぽんちゃん”の「子供と一緒に遊びに行こう!」の水元公園のコンテンツをご覧になってください。

PS
デジカメは水没した場合は全損で修理不能との事です。子供に渡すときはストラップに手を掛けるように言いましょう!


2001/12/8作成